ならの都よりおおみのうみと角鹿の海わたり、いくやまかわをへて味真野といえるところにきたり。これよりさきを越の国といふ。
 
味真野は越の国の玄関口として奈良時代には既に開かれていて、奈良の都とは深い交流があった。万葉集には味真野と奈良とに、遠く隔てられた恋人の交わした熱い心が収められている。ここには治左川という小さな清流があり、ほんの限られ条件でしか生きられない、氷河時代からの魚トミヨが陸封されている。

味真野紀行へ 清流・治左川へ 味真野ギャラリ−へ        

東京、大阪及び金沢方面から、味真野までのアクセス。                     所在地     福井県武生市味真野地区

東京・名古屋方面からのアクセス
東海道新幹線 米原駅 乗り換え
北陸線 特急しらさぎ 武生駅下車
 (米原−武生間 約1時間)

JR武生からのアクセス
JR武生駅よりタクシ−15分
JR武生駅前よりバス25分本山前下車または越前の里下車(バスの本数は少ない)

大阪・京都方面より
北陸線 特急サンダ−バ−ド または 雷鳥
武生駅下車(大阪より約2時間)

金沢方面より
北陸線 特急しらさぎ または サンダ−バ−ド、雷鳥などで武生駅下車。(金沢より1時間程度)

小松空港より
空港より高速バスで福井まで。JRまたは福井鉄道に乗り換え武生まで(20〜30分)

マイカ−利用
北陸自動車道 武生ICを出て、最初の信号を右折、2つ目の信号が下のmapに表示の信号(味真野の中心まで10分)
周辺・見どころ案内

 味真野周辺の見どころ

越前漆器の里(鯖江市河和田地区)
味真野より今立経由、車で25分程度

お薦め工房はこちら
松田蒔絵工房
蒔絵の話を聞いたり、工房の見学ができます。ゴ−ジャスな蒔絵のアクセサリ−もあります


越前和紙の里(今立町)
味真野より車で7.8分

 味真野の見どころ

越前の里
万葉集、中臣宅守と狭野茅上娘子の相聞歌に由来した歌碑公園と資料展示館、四季折々の花が咲いている。

毫摂寺
通称、五分市の本山(浄土真宗本山)
大きな御影堂を参拝後、鐘楼、山門の彫刻は一見の価値がある。鐘楼の彫刻を見るにはオペラグラスがあるといい。

城福寺庭園
平家ゆかり、鎌倉時代創建の寺院。
枯山水苔庭園は国名勝。
萩のころもよし。

五皇神社
伝、継体天皇学問所。
静かなたたずまいの中、山門が秀逸。
4月18日には奇祭 ほうき祭りがある。

子安観音
安産と子授けの観音様。
堂内は奉納された人形達でいっぱい。赤ちゃんを抱っこしたお地蔵様が迎えてくれる。

味真野小学校の桜
校庭の真ん中に立つ、明治38年に植樹した、桜としてはまれにみる巨木。
味真野のシンボルの一つで、花の頃は大勢が来る。

野々宮廃寺跡
白鳳時代の寺跡で、法隆寺に匹敵する規模だった。せん仏や和同開珎が出土。

小丸城址
織田信長に時代、佐々成政が築いた城跡。土塁から一向一揆を弾圧をものがたる文字瓦が出土した。

タケフナイフビレッジ
伝統工芸、越前打刃物の若手による工房、製造過程が見学できる。お土産に好適は小物もある。

味真野紀行
管理者:内田啓一(武生市味真野町)
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